LSVT®って、どんなリハビリ?
LSVT®(Lee Silverman Voice Treatment)は、声が小さくなったり、動きがぎこちなくなったりするパーキンソン病やその他の神経疾患などの症状を改善するためのリハビリです。
このリハビリは「声」と「体の動き」の2つのタイプがあります。
LSVT LOUD®(声のリハビリ)

- 声が小さくて聞き返される
- 話しているつもりでも、相手に伝わらない
そんな悩みに向いています。
「もっと大きな声で話す」練習をして、声をはっきり出せるようになります。
言語聴覚士といっしょに練習しながら、自信を持って話せるようになるのが目標です。
LSVT BIG®(体の動きのリハビリ)

- 歩幅が小さくなってきた
- 動きが遅くなって、転びやすい
そんな方におすすめです。
「もっと大きく、しっかり動く」練習をすることで、歩く・立つ・物を取るなどの日常動作が楽になります。
「大きく動くこと」を体に覚えさせて、転びにくく、安全に動けるようになることを目指します。
理学療法士・作業療法士が担当いたします。
LSVT®のここが魅力!
世界中で行われている、科学的に効果が証明されたリハビリです。
毎日の生活で、自分らしく元気に過ごせることを大切にしています。
現在の当院では、リハビリご希望の患者様が多くいらっしゃるため、週4回のLSVT®をfullで行うことは難しい状況です。
しかしながら、LSVT®のエッセンスを各患者さんの病状に合わせて、患者様の病状改善に役立てるよう、リハビリプログラムを組み立てております。
当院は現在までに、合計6名のLSVT®認定取得者(認定セラピスト)の在籍歴または取得があり、今後、さらにLSVT®認定セラピストを増やしていく予定です。